QuantumSimulator2D
特徴
一次元のシミュレーションを行うアプレットはありますが、2次元でリアルタイムに計算するソフトは珍しいと思います。構造に柔軟性を持たせてあるので、ポテンシャルの選択肢を追加したり計算方法を変更することは容易です。
- 波動関数の時間発展を2次元系でシュミレーション
- スカラーポテンシャルやベクトルポテンシャル(磁場)を変えてシュミレーション
- 全ての計算結果をバイナリファイルに保存し、またそれを読み込んで再生することが出来る
- 表示部分はVisADを採用。波動関数の実部+ポテンシャルのように複数のデータを一度に表示できる。
- Javaで開発しているのでLinuxでもWindowsでも動く。
藤原教授や星助手のさまざまな助けを借りて作りました。右の画面は2スリットのポテンシャルに左奥から波束をぶつけた様子です。スリットを通過した波が干渉してるのが良く見えます。ソースは公開してません。
既知の不具合
必要な環境
Java3DはMacに対応してません。当面WindowsXP/2000とRedHat Linux8.0で検証します。
アプレットとして実行
JavaとJava3DのRuntimeをインストールして
ここに
にアクセスしてください。
東京大学物理工学科3年 品岡 寛(t20466@mail.ecc.u-tokyo.ac.jp)